夕暮れ時って、いちばん空がキレイなんですよね。

TEYANDEI

夕焼け空

お盆の夕暮れに、
たまたま行った皇居のお堀から空を眺めていたら。
ふと祖母を思い出しました。

さっそく連絡をいれて、
次の日に会いにいくことに。

祖母は横須賀の老人ホームのようなところに、
住んでいます。
世間ではなんとなく老人ホームにいれるのはかわいそう。
みたいな風潮があるらしいですが。。
うちの祖母は自ら選んで
自ら料金を払ってそこに住んでいます。
丘の上にあり眺めがよく個室制で温泉があり。
私も住みたいくらい、よいところです。

祖母の部屋で和菓子を食べながらいろんな話をしました。
そこでおもしろいなあと思った話。

この間、3つ先の部屋の方が亡くなったんだけど。
それが旅先でね。
電車待ってるあいだに、脳溢血かなんかで、ポックリ逝ったのよ。
ほんとポックリよ。旅行逝くまでぴんぴんしてたもの。
あの死に方はいいわよねえ。ってみんなで話してんのよ。
とのこと。

どうやら老人界では、
ポックリ死ぬのがシンデレラストーリーのようです。。

リアルに死が身近にあると、
本心からそう思うんだろうなあ。。

老人たちがする死の話は、
ぜんぜんジメジメしてなくて。
悲壮感もなくて。
とても自然です。

さらに施設内の恋愛事情についても、
いろいろ話してくれました。
90歳のおばあさんが恋をして、
一日に何度も服を着替えるとか。

おばあちゃんもね。
よくデートには誘われるんだけど。
それ以上すすまないのよね。とか。

それ以上すすむっていう、
その進行方向がどこなのかは、
こわくて聞けませんでした。。。

夕焼け空を眺めながらの帰り道。
老人たちは、わたしたちがイメージしているよりも、
もっとタフに、もっとクールに、
人生の夕暮れ時を楽しんでいるんじゃないか。

そんなことを思いましたよ。