天皇杯

noromin

 

 

はじめまして。のろみん(noromin)です。

 

初投稿がこれってどうなのかなあ、

自己紹介とかした方がいいのかなあ、

と、いろいろ思うところもありますが。

タイムリーなネタなので自己紹介は次回ということで…。

 

 

 

ワタクシ、実はJリーグファンです。

そして今回、J2の魅力について語ります。

 

 

メディアでもチラリと触れられていましたが

20日の天皇杯の三回戦、大波乱が起きました。

 

J1首位独走中の浦和が負け、

J1上位チームの川崎フロンターレも負け

天皇杯昨年優勝の横浜F・マリノスも負け…。

こんなにJ2が勝つとは誰も思わなかったでしょう。

サポーターでさえ負けると思っていたのがほとんどです。

 

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勝ったのはJ2のしかも下から数えたほうが早い下位チーム。

いわゆるジャイアントキリングです。ジャイキリです。

「J2でも強いじゃん!J1、J2レベルの差、そんなにないの??」

と、普通の人なら思うかもしれません。

 

いやJ2弱いです!サポーターが言ってしまうのもなんですが…。

J1の上位クラブの試合なんか見ると、決めるところは決めていたり

監督の戦術通りに選手が動けたり、「面白い試合」を沢山見られるのですが、

J2はまず選手の実力がない。シュートは入れない、放たない。

「面白い試合」の数がそもそも少ない。

(擁護すると才能が開花する選手も…でもすぐにJ1クラブに引き抜かれます)

 

 

じゃあなんでJ2サポーターがそれなりの数いるかというと、

 

まず地元愛。これが一番ですね。

 

とにかく地元が好きで、強かろうと弱かろうと絶対応援する。

「あんな試合、次やったらサポーターやめるぞ!」とか言ってても

選手が「次こそ勝つ!」って言ったらもう「がんばれー!」って言っちゃう。

ツンデレ愛ってやつです。切っても切れない愛です。

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もう一つは「マゾヒスト層」です。

 

これは下位クラブを応援している人にありがちなのですが

連敗が続き、順位が最下位付近をふわふわしているときに、

たまーに調子が良くなって、J1から降格したばかりのクラブに

”うっかり”

勝っちゃったときの興奮が、ジャイキリが麻薬になってしまった人たちです。

私もここです。

「どーせ三点差とかでさ、負けるんだろ、良くて引き分けだよ」

と、思っている試合で勝っちゃったりしたら、もうお祭り騒ぎです。

それが、それが!まさか!よもや!

天皇杯で、ましてやJ1の上位クラブに勝っちゃったら!

まず自分の頬をつねってつねって…血が滲んできたあたりで

ようやく気が狂ったように踊り喜びます。

泣いて喜びます。そしてまた次の試合、格下に負けるんですけどね!知ってる!

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J2はJ1への昇格と、J3への降格があります。

そのスリルがたまらないんです。

昇格がかかった順位にとにかく這い上がりたい!

なんとしてでも降格は避けたい!そんなクラブ同士の試合もあったり。

リーグ終盤の一試合の重みはなかなかのものです。

 

J2はJ1よりレベルの差が小さいので、

終盤に調子が上がって一気に降格際から昇格一歩手前に上がったり

逆もまた然りで、手に汗握りっぱなしの数週間!

 

地方に拠点を置くクラブが多いので、

会場の屋台で売っているご当地物に胃袋も掌握され

一度ハマれば抜けられない、それがJ2の魔力…。

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地元を離れている皆さん、近くのスタジアムに地元クラブが遠征しに来たら

足を運んでみてください。同郷の人達が結構集まっていますよ。

そこからまた縁が広がったり…

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そういうコミュニケーションツールとしての魅力もあふれる

J2。Jリーグ。

是非一度、スタジアムにおいでくださいまし。

私のJ2贔屓クラブは愛媛FCでした。